多くの女性が「毎月のお小遣いはいくらくらいが適切?」「どうやりくりすればいいの?」と悩んでいるのではないでしょうか。独身で働いている女性の場合、お小遣いと生活費など内訳の境界線が曖昧になりがちです。
しかし、お小遣い額の設定方法ややりくりのコツがわかれば、生活も楽しめてしっかり貯金もできるようになります。
そこでこの記事では独身女性のお小遣いの実情、月3万円や4万円でのやりくりの実例、節約方法について詳しく解説します。
独身女性のお小遣いの平均額はどれくらい?

まずは、女性のお小遣いの平均がいくらくらいかをみていきましょう。さらに内訳イメージもチェックすることで、自分のお小遣い額設定の参考になります。
独身女性のお小遣い平均額は35,000円
新生銀行の調査によると、独身女性のお小遣い平均額は月に約35,000円です。
ただし、これは手取り収入から固定費を差し引いた後の自由に使える金額を指しています。手取りの2割から3割程度をお小遣いとして設定しているケースが一般的です。
例えば手取り20万円の場合、家賃や光熱費などの固定費を除くと、趣味や交際費に使える金額は3万円前後になることが多いようです。
お小遣いの内訳イメージ
女性のお小遣い内訳で最も大きな割合を占めるのは、昼食代や美容費、交際費などです。昼食は、外食だとかなり大きな割合になるでしょう。美容費には美容院代や化粧品代、ネイル、エステ代などが含まれます。
交際費は友人や彼とのランチや飲み会、プレゼント代などで月によって変動が大きい項目です。その他、ファッションや娯楽、趣味などがお小遣いの内訳となります。さらに語学を勉強するなど自己投資としての支出も目立ちます。
独身女性のお小遣い事情と生活費のバランス
独身女性にとって、お小遣いと生活費の線引きは非常に難しい問題です。特に一人暮らしの場合、固定費もお小遣いも含めてすべての支出を自分で管理する必要があるため、計画的な家計管理が求められます。
ここでは一人暮らしの独身女性のお小遣いについてみていきます。
一人暮らしの固定費の把握がポイント
独身女性が一人暮らしをする場合、まず固定費をしっかり把握することが重要です。
家賃、光熱費、通信費、保険料などの固定費は手取り収入の5割から6割を占めることが一般的です。都市部では家賃が手取りの3割を超えることも多く、負担も大きくなります。ただし家賃補助があれば、お小遣いに回せる金額も増えます。
食費は月3万円程度を目安にする女性が多く、自炊やお弁当持参などで節約している事例も多数あります。固定費が高いと感じる場合は、格安SIMへの切り替えや保険の見直しなどがおすすめです。
変動費とお小遣いは区別する
独身女性が悩むポイントが、変動費とお小遣いの区別です。食費や日用品費は生活費として扱うのが一般的ですが、外食費やカフェ代をどちらに含めるかは人によって異なります。平日のランチ代は食費、休日の友人との外食はお小遣いと分ける方法もあれば、すべての外食をお小遣いとして管理する方法もあります。
美容院代や化粧品代も、生活に必要な支出ととらえる人もいれば、お小遣いに入れる人もいます。
大切なのは、自分なりのルールを決めることです。区別が曖昧だと使いすぎる傾向があるため、毎月のお小遣いの範囲を明確にしておくといいでしょう。
貯蓄とのバランスのとり方
独身女性がお小遣いを考える上で大切なのが、貯蓄とのバランスです。
一般的には、手取り収入の2割程度を貯蓄に回すことが推奨されています。つまり手取り20万円であれば月4万円、手取り25万円であれば月5万円が貯蓄の目安です。
当然ですが貯蓄を優先しすぎるとお小遣いが減り、日々の生活が苦しくなってしまいます。逆にお小遣いを優先しすぎると、将来への備えが不十分になるでしょう。
理想的なバランスは、「固定費5割、貯蓄2割、変動費+お小遣いで3割」という配分です。ただし、これはあくまで目安であり、収入や生活スタイルに応じて調整します。
お小遣い3万円と4万円でのやりくり実例

お小遣いは3万円、または4万円という人は結構多いはず。それぞれやりくりしている女性の事例をみていきましょう。
お小遣い3万円のやりくり
お小遣い3万円だと節約しながら使っている女性が多くなります。内訳の例をみてみましょう。
- ランチ代:7,000円
- 化粧品代:3,000円
- 美容院代:5,000円
- ファッション:5,000円
- 交際費:6,000円
- 趣味・娯楽費:4,000円
女性のお小遣いではランチ代が多くを占めるケースが多いので、お弁当などを持参します。700円のランチを平日20日食べていれば14,000円です。お弁当なら1食300円から500円なので10,000円以下に抑えられます。
さらに飲み物はマイボトル持参です。セルフネイルやプチプラコスメで美容費を節約しています。ヘアカットは2ヶ月に一度です。
お小遣い4万円でのやりくり実例
お小遣い4万円になると、3万円と比べて余裕が生まれます。昼食費はお弁当持参にすることで、美容費や交際費が増やせます。
- ランチ代:7,000円
- 化粧品代:5,000円
- 美容院代:9,000円
- ファッション費:6,000円
- 交際費:8,000円
- 趣味・娯楽費:5,000円
ランチはお弁当で、飲み物はマイボトルです。その分交際費に回して友人や同僚とのカフェや外食代を増やしています。化粧品はプチプラが中心ですが、翌月に回してデパコスを楽しんでいます。
無理なく続けるお小遣い管理のコツ
お小遣いを上手にやりくりするには、無理のない方法で継続することが何より大切です。ストレスを感じる管理方法では長続きしません。
家計簿アプリを活用する
お小遣いの管理には、家計簿アプリの活用が非常に効果的です。
マネーフォワードMEなどの人気アプリを使えば、支出を自動で分類してくれます。レシートを撮影するだけで記録できる機能もあり、忙しい人も手間をかけずに記録できる点がメリットです。週ごと、月ごとの支出をグラフで確認できるため、使いすぎている項目がすぐにわかります。
封筒分け管理法

アナログな方法ですが、封筒分け管理法も非常に効果的です。
現金が減っていく様子が目に見えてわかるため、お金を使う意識が高まります。お小遣いを項目ごとに封筒に分けて管理することで、使いすぎを物理的に防げるでしょう。
デジタル管理が苦手な女性や電子マネーなどだと使い過ぎる女性には、有効な方法です。
メリハリをつけた使い方でやりくり
お小遣いを上手にやりくりするには、メリハリをつけることが大切です。
すべての支出を我慢するのではなく、自分自身で優先順位をつけることで満足度が高まります。例えば、美容にこだわりたい女性は美容費を多めに確保し、その分ファッション費を抑えるといった方法です。
もちろん毎月同じ配分にこだわる必要はなく、その月の予定に応じて柔軟に調整すれば、ストレスなく管理できます。
つまり自分にとって何が大切かを明確にすることで、無駄な支出が減るのです。我慢ばかりではなく「楽しむところは楽しむ」というメリハリが、長続きする秘訣だといえます。
節約しながらも楽しむためのヒント
お小遣いの範囲内で生活するには、ある程度の節約が必要ですが、楽しみを失わない工夫も大切です。ストレスを溜めずに節約する方法を紹介します。
プチプラコスメと上手に付き合う
美容費を抑えたい場合、プチプラコスメの利用がおすすめです。最近のプチプラコスメは品質もよくパッケージもかわいいのでメイクも楽しくなります。すべてをプチプラにする必要はなく、ベースメイクはプチプラ、ポイントメイクはデパコスというように使い分ける方法も効果的です。
ドラッグストアのポイントを活用したり、セール時期を狙ったりすることで、さらにお得に購入できます。
無料や低価格で楽しめる趣味を見つける
趣味にかかる費用を抑えることも節約のポイントです。
読書は図書館を利用すれば無料ですし、映画のDVDも借りられます、ウォーキングやジョギングも初期費用がほとんどかからず、しかも健康的でダイエットにもつながります。YouTubeには無料のヨガやフィットネス動画が豊富にあり、ジムに通わなくても家でできます。
公園や美術館の無料開放日を利用したり、地域のイベントに参加したりするのもおすすめです。
お金をかけなくても充実した時間を過ごせることに気づくと、お小遣いの使い方が変わってくるはずですよ。
フリマアプリで買い物
ファッション費を抑えつつおしゃれを楽しむなら、フリマアプリの活用がおすすめです。「購入」「販売」どちらも節約につながります。
例えばメルカリやラクマでは、新品同様のアイテムが定価の半額以下で手に入ることも珍しくありません。ブランド品も安く購入できるため、少ない予算でワンランク上のおしゃれが楽しめます。
また、着なくなった服や使わないバッグなどを出品することで、お小遣いの足しにもなります。季節の変わり目に衣替えをしながら断捨離をすれば、クローゼットもすっきりして一石二鳥です。
ポイ活でお小遣いアップ

お小遣いが3万円や4万円の女性のやりくりするなら、ポイ活もおすすめの方法です。
ポイ活とは、日常の買い物や支払いでポイントを貯め、貯めたポイントを電子マネーや現金、Amazonギフトカードなどに交換する活動です。
例えば楽天ポイントやdポイントのほか、クレジットカード決済など複数のポイントサービスを併用すれば月に数千円分のポイントを貯められることも。ポイ活サイトでゲームやアンケートに答えるなどで貯めていく方法もあります。近所のスーパーやドラッグストアでポイントを貯めるのも、お得です。
ポイ活は実質的なお小遣いを増やせるのがメリットだといえるでしょう。


まとめ
女性のお小遣いは収入や生活スタイルによって大きく異なります。
独身女性の場合、35,000円が平均的なお小遣い額となっており、この範囲内で美容費、交際費、趣味費などをやりくりしています。お小遣い3万円でやりくりする女性は、ランチはお弁当、プチプラコスメを活用し、メリハリをつけた支出を心がけています。お小遣い4万円になると、習い事や自己投資にも余裕が生まれ、より充実した生活が送れます。
大切なのは、自分のライフスタイルに合った管理方法を見つけることです。家計簿アプリや封筒分け管理法など、継続しやすい方法を選びましょう。
ポイ活なども活用しつつ、無理なく続けられる範囲でやりくりすることが秘訣です。
参考サイト:
- 新生銀行「サラリーマンのお小遣い調査」
- 一人暮らしのお金のやりくり・家計管理5つのコツ [家計簿・家計管理] All About
- 月のお小遣い3万円以下の社会人が”やりくりするための工夫”1位は? | マイナビニュース








